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Ivy Ivy Ivy

ポップカルチャーのブログ

YouTube動画を使ってアルバムが作成できるWEBサービス「Listband」を試してみた。

音楽

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photo credit: Records via photopin (license)


どうもこんばんは。鼠先輩です。
タイトルにあるように「Listband」というサービスを試してみた。

Listbandとは?

listband.net
簡単に言うと、YouTubeの動画を使って自分だけの音楽アルバムが作れるWebサービス。数ヶ月前にちょっと話題になったので、ご存じの方もいるかと。
「アルバムを作る」と言っても、フィジカルCDを作る訳ではなくて、再生リストを作ってみんなでシェアする言わば”擬似アルバム”である。
なので、もちろん無料。


じゃぁ、YouTubeの再生リスト機能をそのまま使えば良くね?って話になるんだけど、いくつか違いがある。
まず、Listbandは広告が入らずシームレスに楽曲を連続再生できる。ただ、この手のサービスは他にもたくさんある。
Listbandが他のサービスと決定的に違うのは、”アルバム”というフォーマットにとことんこだわってるところ。だから、タイトルやジャケ画像はもちろん、ライナーノーツも付けることができる。そして、アルバム1枚あたりの収録可能時間はCDと同じ74分42秒という縛りまである。

で、何が面白いの?

startapp.jp

最近では曲単位での購入や試聴が多くなってきていますが、やはり「アルバム」という形は時代に左右されるものではないと思うんですね。曲を並べることで新しく出来上がる世界観が存在します。これは単なる「プレイリスト」という考え方では表現できないものです。作品としての「アルバム」の楽しさを再認識してもらうことで、より新鮮な音楽の楽しみ方を提供できるのではと考えました。


カセットテープやMDの時代は、自分のお気に入りの曲を詰めて友達と交換して遊んだものでした。やっぱり自分が好きな曲は友達にも聞いてもらいたいですよね。それを意識して、Listbandでは曲と一緒にコメントも書けるようにしています。実際、コメントを読みながら聴くのは楽しいですね。


アルバムで生まれるコミュニケーションが生まれたら素敵だなと思ってます。


開発者は「プレイリストではない」ことを強調してるけど、実質的にはプレイリストに極めて近い。そして、プレイリストからコミュニケーションを喚起させる方法論は、Spotifyと同じ点に注目したい。
世界的な流れとして、今後の音楽ビジネスはストリーミングサービスがもはや前提で、そこで「いかに新しい音楽との出会いとコミュニケーションを設計していくか?」っていう競争になっていくのは間違いない。つーか、海外ではもうそうなってる。
日本はまだその前提にすら立ててない…。Spotifyが日本でサービスを開始できないのはなぜなのか?
エイベックスめ!エイベックスめ!エイベックスめ!
↑只今の発言はアカウント乗っ取りの可能性もあるので調査します。


つまり、Listbandというサービスはある部分においてSpotifyを先取りする試みでもある。
ただ、現状として開発者が意図するようなコミュニケーションが活発に生まれている感じはない。
あくまで自分用として割り切るならiTunesなどでプレイリストを作れば良いし、逆に言えば、わざわざ他人に公開してまでアルバムを作る動機作りが設計として弱い。
イイね的なユーザー評価に紐付けされたランキング作成とか、運営側がオススメのアルバムをキュレーションして”今週のアルバム”をチョイスするとか、アルバムにジャンルのタグ付けをして検索可能にするとか、工夫の余地はたくさんあると思うけど、でも決定打にはならないと思う。


そう、やっぱり”全てを搭載したSpotify”の上陸が待ち遠しい。結局、そこに向かう以外ない。
エイベックスめ!エイベックスめ!エイベックスめ!
↑の発言はアプリの誤作動かもしれないので調査します。

実際にアルバムを3枚作ってみた

ジャケ画像をクリックするとアルバムが聴けます。

21 Greatest Power Pop Songs

自称・”パワーポップ探求家”として、”絶対に外さない21曲”を選んだつもり。甘く切ないメロディーが鳴り続ける胸キュンの73分39秒。
パワーポップとは何か?」を知りたければ、これを聴けば良い。いや、知りたくなくても聴くべきである。聴かねばならない。聴きなさい。

アイドル戦国時代アンセム

アイドル戦国時代以降のアンセムだけを取り上げた全10曲。
”良曲”とかではなく、あくまで”アンセム”として選んだので、こういう結果になった。
異論!反論!OBJECTIONあると思うけど、一切受け付けない。全てクレーマーと見なします。

Nostalgia

ただ好きなだけでなく「影響を受けた」と言い切れるアーティストの楽曲をテキトーに並べたアルバム。なので、必然的に90年代が多い。
要は老兵が自分の為に作った”ノスタルジーアルバム”ということでスルー推奨。



という訳で、Listbandがこれから爆発的に盛り上がる可能性は低そうだけど、音楽好きなら「アルバムを作る」という過程そのものが楽しいはず。
特に音楽系のブログをやってる人は自分の名刺代わりに作ってみるのも良いと思います。