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Ivy Ivy Ivy

ポップカルチャーのブログ

The 30 best albums of 2014 so far

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photo credit: Jazzyblue TR via photopin cc


どうもこんばんは。乱一世です。
例によって若干時期外れだけど、今回は上半期ベストアルバムと題して30枚選んでおります。10,000字以上の長いテキストなので、トイレは今のうちに行っておいてください。
あと、ブログ名をこっそり変えてますが、特に理由はございません。
ではでは早速どうぞ。


【No.30】

踊ってばかりの国

踊ってばかりの国

ぶっちゃけ、3.11以降に活発化した下津の政治的な歌詞は危なっかしい感じもある。自由報道協会くらい危なっかしい。でも、少なからずのアーティストが「震災にコミットすることと、それを音楽で表現することは別」というスタンスを取った中で、あくまで音楽でコミットしようとする踊ってばかりの国に僕は何か期待してしまうのだ。
踊ってばかりの国『東京』PV (フルサイズ) - YouTube


【No.29】

Ever After

Ever After

”カナダのFALL OUT BOY”とか言われてるみたいだけど、確かにそんな感じ。ポップパンクをベースにしつつブラックミュージックの要素も感じさせるのはFOBと通ずるものがある。ちなみにヴォーカルの人はカーリー・レイ・ジェプセンの”Call Me Maybe”を共作してて、それもすげーなと。カナダの新しいポップシーンを担っていく予感がする。
Marianas Trench - Desperate Measures - YouTube


【No.28】

In Conflict

In Conflict

USインディーシーンの重要人物であり、近年はストリングス・アレンジャーとしてリンキン・パーク俺の嫁ことテイラー・スウィフトとも仕事をこなす変幻自在な活躍っぷりを見せている。
本人は意図してないだろうけど、結果的にポップシーンのハブ的な役割を果たしてる。今やメジャーもインディーもボーダレスに見えるけど、実際に両方を自在に行き来してる人は少ない。息を呑むほど耽美な音楽性も素晴らしいけど、活動スタンスにも注目したい人。
Owen Pallett - The Riverbed (Official Video) - YouTube


【No.27】

THE NOISE,THE DANCE

THE NOISE,THE DANCE

10年ぶりのアルバムは、平床復帰の影響がちゃんと音楽性としてフィードバックされてるのが嬉しい。ヘルマンというバンドはサザンが好きな岡本の歌謡曲的な要素に平床が洋楽インディーの要素を持ち込む奇跡的なバランスで成立している。つまり、最初からメンバーの音楽性が違っていたバンドなのだ。そりゃ脱退もするわと思う。でも、この危ういバランスがあるからヘルマンの音楽は唯一無二なのだ。
Welcome Home Heroes - YouTube


【No.26】

Love Frequency

Love Frequency

かつてスヌーザー「もうクラクソンしか愛せない!!」と大プッシュしてた時は、はぁ?何言ってんの?それほどのバンドかよ!バカにすんな!俺はね、誰に投票しても同じや同じや思って、ウワッハッハーーン!と泣き叫んだ(もう賞味期限が切れてる)。
ところがである。今回なんとなく聴いてみたら想定外に良くてビックリ。ダンスミュージックの狂騒よりも、パーティーが終わる切なさみたいのが感じられるのが良い。
後でプロデューサーがジェイムス・マーフィーとケミカルブラザーズのトム・ローランズと知って、全て納得。そりゃ良いアルバムになるに決まってる。
Klaxons - Show Me a Miracle - YouTube


【No.25】

サイダーの庭

サイダーの庭

澤部渡によるソロプロジェクト。近年、東京インディーシーンで”シティポップ”なバンドが増えてるけど、全くコミットできてなくてスカートを聴いたのもこれが初めて。もっと早くから追ってれば良かったと反省…。
聴いてみると、”シティポップ”に縛られる必要は全くなくて、むしろ大文字の歌謡曲に通ずる力強いメロディーが鳴っている。良質なポップスのお手本のようなアルバム。
余談だけど、本人のビジュアルが想像してたのと違いすぎて驚いた…。
スカート "サイダーの庭" 告知映像 - YouTube


【No.24】

new school

new school

和製パワーポッパーとして大変信頼してるバンドだけど、現在はメンバー脱退により2人ユニットに。前作は全曲無料配信を試みたり、いろいろと大変そうな感じが伺える。つーか、パワーポップで安定して売れてるバンドなんて世界的に見てもWeezerFountains of Wayneくらいしかいない。90年代にはMaterial Issueというアメリカのバンドのメンバーが商業的失敗から自殺してしまう悲劇も起きている(二度とこんな悲劇を繰り返さない為にInternational Pop Overthrowというパワーポップのフェスが後に創設された)。


それくらい商業的な成功とは違う力学で何とか成立してるジャンルなのだ。どうかそのことを知ってほしい…。
HO17は今作でも相変わらずエモくてキラキラしたメロディーを鳴らしてる。楽曲のクオリティには何も問題ない。最高だ。うん、後はやっぱり売れるだけなのだ。
HOLIDAYS OF SEVENTEEN 「ネオンライト」Music Video - YouTube


【No.23】

胸キュン’14

胸キュン’14

個人的に大変推してるバンド。ここ数年、日本のポップミュージックを更新し続けてきたのは間違いなくアイドルポップで、その自由で多様な音楽性に対して”アイドルではないポップ”は居場所が見つかりにくい状況があったと思う。
そこに応答するかのように出てきたのが、禁断の多数決やShiggy Jr.やふぇのたすで、ふぇのたすはアイドルとも頻繁に対バンしてるのがなんか象徴的な感じがする。


今の邦楽は「キャッチー戦争状態になってる」っていう指摘も出てきてるけど、これを”ポップであることを誰も恐れなくなった時代”と捉えれば、こうした新しい動きも一方では確認できる。
という訳で、胸キュンとカワイイは正義!と強引にまとめておく。
【ふぇのたす】おばけになっても【踊ってみた】 - YouTube


【No.22】

STARTING OVER (ALUBUM+DVD)

STARTING OVER (ALUBUM+DVD)

2011年に初めてドロシーを観た時はすぐにでも売れると思った。興奮しすぎて「アイドル界のU2だ!」とつぶやいてしまったほど…。しかし、その後は売れるどころかやや停滞感があるのはご存知の通り。楽曲の迷走感もあって正直僕の気持ちも離れつつあった。本作も半ば義務感のようなつもりで聴いたんだけど、ただの最高傑作だった。
この良さはシングル曲をかじった程度では伝わらない。アルバムで最終曲の”明日は晴れるよ”までを聴くことで分かるはず。
Dorothy Little Happy / colorful life - YouTube


【No.21】

Candy for the Clowns

Candy for the Clowns

もう2014年だと言うのにNirvana直系のグランジサウンドをぶちかます愛すべき連中。イギリスでこんなことやってたら売れるもはずもなく、現在はインディーで細々と活動してる模様…。最近になって90年代がリバイバルのターンに入って来てるので、何か追い風になれば良いなと思う。
NINE BLACK ALPS "NOVOKAINE" - YouTube


【No.20】

Too True [輸入盤CD] (SP1040)

Too True [輸入盤CD] (SP1040)

カリフォルニア出身のガールズバンド。ヴァセリンズとイギー・ポップからバンド名を拝借してる時点で信頼できる。スウィートなロックンロール(サイケ成分含む)が自分のツボすぎた。とにかく「クール!」の一言に尽きる。
日本にもこんなバンド出てこないかなぁと思ったけど、SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HERがずっと前にいたことを思い出した。
DUM DUM GIRLS - TOO TRUE TO BE GOOD - YouTube


【No.19】

Atlas

Atlas

ニュージャージー州出身のローファイでドリーミーなギターポップバンド。まるで白昼夢のような甘くけだるいサウンドは気持ち良すぎて脳みそがとろけそうになる。
無印良品人をダメにするソファってのがあるけど、これは人をダメにする音楽。
隙間がありまくりの激ゆるサウンドはまったりしてて何もやる気が無くなる…。洋楽と邦楽の違いがここに極まるって感じすらしちゃうけど、シャムキャッツの新作と不思議な共振をしてて、ジャケットまでそっくりなのは驚いた。
Real Estate - Crime (Official Video) - YouTube


【No.18】

WHO KiLLED IDOL? (ALBUM+DVD) (MUSIC VIDEO盤)

WHO KiLLED IDOL? (ALBUM+DVD) (MUSIC VIDEO盤)

BiSのラストアルバム。解散ライヴを観て思ったのが、BiSとは”90年代の総括”だったということ。あの頃にヤラれちまったオトナたちがアイドルというフォーマットで当時の熱を再び立ち上げようとしたのがBiSだったのではないかと。
そして、始めることより終わらせることの方が遥かに難しいアイドルにおいて、BiSは爪あとをガッツリ残して潔く終わらせた。
まるで「だから覚えておいてくれ、徐々に色あせていくなら、いっそ燃え尽きたほうがいい」ニール・ヤングの歌詞を引用して散っていった”あの人”の言葉を思い出すような解散だった。
BiS / "Hide out cut (Special Edit)" Music Video - YouTube


【No.17】

LinQもドロシーと同じくデビュー当初の期待に比べると、伸び悩み感がある。このアルバムがオリコン最高位64位と知って唖然とした…。当初は「HKTが最も恐れてるグループ」とか言われてたのに。
サウンドチームの一時離脱とかメジャー移籍のタイミングとかもあったとは思うんだけど、既に数年前から持っていた強力な楽曲を適切なタイミングでリリースしていけなかったのが痛かったようにも思える。


あと、やっぱり今のアイドルは何らかの”物語”を駆動させないと厳しい。最近のアイドルグループの安易な「武道館目指します!」もどうかと思うけど(1万人の署名を集めれば武道館というベイビーレイズはもはや意味不明)、LinQがどこに向かって進んでいるのか?が外からはよく分からない(マリンメッセの意味は地元外には届き難い)。
とは言え、今のLinQの置かれた状況と今作のクオリティはまた別の話。ダンスミュージックの快楽性を巧みにアイドルポップへと落とし込んだ楽曲はやっぱり魅力的。
もえぴー脱退は残念すぎるけど、まだまだ期待したい。
LinQ - 「HANABI!!」(ショートバージョン) - YouTube


【No.16】

Warpaint

Warpaint

昔から実験的でアート志向の強いバンドはどうも苦手で、キャッチーで分かり易いワーキングクラス向けの楽曲を好んで聴いてきた。
このロサンゼルス出身のWarpaintはまさに実験的でアートなバンド。当然、苦手だと思ってたけど、ただの食わず嫌いだったことが判明した…。
この幻想的なサウンドスケープの浮遊感はハンパない。まるでトリップ体験。脱法アルバム改め危険アルバムに指定したい。
Warpaint - Disco//Very - Keep It Healthy (Official Video) - YouTube


【No.15】

Supermodel

Supermodel

USインディーシーンの充実っぷりがこの上半期ベストにも表れてるけど、一方で”大衆”という存在が見えづらい今でも大文字のポップミュージックに期待してる自分もいる。
FTPのポジティヴな高揚感を持ったメロディーは大衆音楽としての強度を十分すぎるほど持っている。今作はキンクスに影響を受けてるみたいだけど、そういった過去との連続性に対する自覚も含めて頼もしい存在だ。今の音楽シーンにFTPがいて、ちゃんと売れてる意味って凄く大きいと思う。ありがとう!(立場不明)。
Foster The People - Best Friend - YouTube


【No.14】

Fragment Of Romance

Fragment Of Romance

名古屋の3シンセ+1ドラム編成のダンスバンド。もっと注目されて良いのに!と怒っております。
歌モノでダンスミュージックをやるには”メロディー”と”ビート”という異なる2つのモノを作る才能が必要になる。その意味で時に筒美京平的なメロディーをブリブリのシンセベースと融合させてしまう中田ヤスタカは間違いなく化け物。


んで、このORLANDも2つの才能を持ってる。だから、アンダーグラウンドな信頼を得たままダンスミュージックを追求することもできるし、中田ヤスタカtofubeatsみたいにマスな歌謡シーンに切り込むこともできる。このバンドは化けると思うんだけどなぁ。トラスト・ミー(by鳩山由紀夫
Orland - Love's On The Way - YouTube


【No.13】

BLUE GHOST

BLUE GHOST

まず言いたいのは、”昆虫キッズ”をググると、第二検索ワードの中に”音痴”と出てくるのはいかがなものかと…。
そもそもインディー・ロックバンドに「上手さ」なんか求める方が野暮。つーか、そんなに技術が大事ならメタルでも聴いてれば良い。ついでに長髪にしてピチピチのパンツでも履いて、悪魔でも崇拝してれば良い(完全な八つ当たり)。


今作は前作の路線をさらに推し進めた現時点の集大成的なアルバム。ロックンロールでサイケでフォークでヒップホップな雑多な音楽性が鳴っている。
メジャーに行くようなバンドではないと分かりつつも、今の”気持ち良さ”だけが前傾化したシーンに対するカウンター的な意味で昆虫キッズという”異物”がもっと売れて欲しいなぁと思う。
なんてことを書いた数日後に解散の発表が…。残念すぎる…。
昆虫キッズ - Alain Delon - YouTube


【No.12】

Luminous

Luminous

Warpaint同様、偏差値の高い難解で実験的でくそ地味な音楽を鳴らすお高くとまったアートバンド野郎だと思って敬遠してたんだけど(偏見が激しすぎる)、聴いてみたら意外とギターロックしてて分かり易い。あれ?こんなバンドだったっけ?


もともとはゴリゴリなゴスファッションで登場してたはずなのに、音楽性と共に見た目までナチュラルな方向にシフト。この辺は日本のビジュアル系バンドを彷彿とさせる。
ひょっとしたら、この転向の裏にはいろんな苦悩があったのかもしれない。ゴス時代にはファンからサインを求められると「ドーランの下に涙の音楽人」と書いていたらしい(ポール牧ふう)。
The Horrors - So Now You Know - YouTube


【No.11】

We May Yet Stand a Chance

We May Yet Stand a Chance

ハートブレイクスの何が良いって、ヴォーカルのマシューくんに”色気”があるところ。声が艶っぽくて、ルックスも抜群。王子様感がある。ロックバンドのフロントマンっつーのは、圧倒的にカッコよくなきゃいけない(※管理人はノンケです)。
そして、楽曲は異様にドラマティック。ウェット過ぎて演歌みたいになってる瞬間もあるけど、それぐらいで良い。漂白されたこの時代にエロいヴォーカルとエモい楽曲を鳴らすハートブレイクスはロックの救世主だ!(絶叫)でも、あんま売れてないみたいだね…。
The Heartbreaks - Hey, Hey Lover (Official Video) - YouTube


【No.10】

ゴールドラッシュ

ゴールドラッシュ

去年、ミニアルバムを出した時から注目してて、その後サマソニで観たライヴも最高だった。
海外では「PhoenixとStrokesのいいとこ取り」みたいに叩かれたりもしてるっぽいけど、むしろその高度な編集能力こそ彼らの魅力だと思う。
しかし、今年だけで2度も単独公演が実現させちゃう日本人のキャッチーなバンドに対する嗅覚はやっぱ信用できる。クイーンもチープ・トリックもカーディガンズも「先に見つけちゃった」伝説はまだ続いてると思いたい。
The Royal Concept - Girls Girls Girls - YouTube


【No.9】

Lost in the Dream

Lost in the Dream

フィラデルフィアのバンドでこれが3作目。こういうバンドは紹介するのが難しい。だって、すげー地味なんだもん…。
ググると「カート・ヴァイルが在籍していたバンド」ってワードがゴロゴロ出てくるけど、そもそもカート・ヴァイルって誰だよ?誰なんだお前は!宮川賢か!って人も少なくないはず。


カントリーロックにサイケデリックな浮遊感を融合させたような楽曲は基本的に地味で渋い。だけど、注意深く聴けば、ソングライティングが非凡であることは分かるはず。アルバムで最もアッパーな"Red Eyes"は上半期マイベストソング。
The War on Drugs - "Red Eyes" (Official Video) - YouTube


【No.8】

Sun Structures

Sun Structures

ノエル・ギャラガー絶賛」というテンプレには飽き飽きしちゃう今日このごろだけど、コイツらは本物だった。
この時代に中期ビートルズのサイケサウンドを堂々とぶち込んできた時点で勝利アリ。メロディーメイカーとしても大変素晴らしい。海外のパワーポップ系ブログでも紹介されてたくらい。
Temples - Keep In The Dark - YouTube


【No.7】

LOVE とちぎ type 栃(初回限定盤)(DVD付)

LOVE とちぎ type 栃(初回限定盤)(DVD付)

ここで栃木県のローカルアイドル・とちおとめ25が入るとは誰も思わなかったはず。
とりあえず、でんぱ組の楽曲を絶賛しながら、とちおとめはスルーしてる人たちを僕は信用しない。


とちおとめを知らない人はまずは”いちごハカセ”を聴いてみて欲しい。超高速BPMと急激な転調で暴れまわるガラパゴス化したJ-POPの極北”とでも言うべきサウンドに圧倒されるはず。
そして、歌詞は栃木の名産品である”いちごの素晴らしさ”をひたすら訴える続けるのみ。歌詞の一部を紹介してみる。
『全てをかけて君に伝えたい。かわいくおいしいだけじゃない。いちごはすごいんです!!です!!で!!す!!すす!!GO!!』
これを異常なテンションで歌い続けるのである…。


他にも”どっかーん!いちご作戦”という曲があって、BPMの高速っぷりはキュウソネコカミかそれ以上。
そして、歌詞には『私たちに定められた使命は栃木のPR。いつだって忘れる事はない。約束だよ。全力で』と揺るぎないレペゼン栃木をぶち上げる瞬間もあって激エモい。


とちおとめのサイトにはグローカルなアイドルを目指す」とあって、栃木の農産品を国内だけでなく世界に向けてアピールすると書かれている。”グローバル”ではなく、”グローカル”なのがポイント。
そう、Think globally, act locallyをアイドルを通して実践しているのだ。つまり、とちおとめとはグローバリゼーションに飲み込まれること無く、逆に地方から世界へと主体的に発信していくモデルとしての社会実験なのである!ポスト資本主義はとちおとめ25と共にある!(完全な妄想です)


ちなみにリリースはキングレコード系列のベルウッドレコード。AKB、ももクロを擁するキングレコードが第三の刺客として送り込んだのがとちおとめ25とも言えよう。
いちごハカセ/ とちおとめ25 - YouTube

どっかーん!いちご作戦 [FULL Ver.]/ とちおとめ25 - YouTube


【No.6】

Here & Nowhere Else

Here & Nowhere Else

スティーブ・アルビニ御大をプロデューサーに迎えた前作で話題になったバンド。
90年代USオルタナ魂が炸裂しまくった楽曲は好きにならずにいられない。Hostess Club Weekenderで観たライヴもやさぐれ感あって最高だった。
完全に擬似ニルヴァーナとして目をうるませながら観てしまった…。
90年代を原点に持つ僕みたいな老兵リスナーにとって、若いバンドがあの頃の音楽を再解釈しまくってる今の状況は非常に居心地が良い。
Cloud Nothings "I'm Not Part of Me" (Official Video) - YouTube


【No.5】

DANGEROUS GAME

DANGEROUS GAME

オレゴン州の若手パワーポップバンド。まずバンド名が素晴らしい。
一応日本盤も出てるみたいだけど、アマゾンのカスタマーレビューは1件も付いてないし、YouTubeの再生回数も少ないし、誰が聴いてるのか不明…。


まぁ、世間の知名度なんてクソ食らえである。「メンバー全員がメインヴォーカルを取れて、3人が曲を書けて、どれもこれも良い曲ばかり」。それが真理・真実・事実なのである(宗教っぽくなってきた管理人)。
問題はやっぱこれ売れないだろうなぁっていう…。どうすりゃ良いんだろう?
The CRY! - "Seventeen" - YouTube


【No.4】

I Want You Back EP

I Want You Back EP

世界よ、これがギターポップだ。
まるでBest Coastの「Fade Away」に対する日本からの回答みたいなアルバム。
ギターポップパワーポップが好きな自分的にはたまらない世界基準のインディーポップアルバム。
関西インディーシーンの充実っぷりを感じるアルバムだし、シャムキャッツやミツメみたいな東京インディーのバンドたちと交流があるのも今後を考えるとワクワクする。
Homecomings - I Want You back @ ボロフェスタ2013 - YouTube


【No.3】

M.I.

M.I.

昨年の年間ベスト番外編でも紹介したUSポップパンクバンドの新作が早くもリリース。
音楽性は1stで既に完成されてる3コードポップパンクのまま。何も変わってないとも言えるけど、彼らの場合は変わることに必然性がない。シンプルでキャッチーでちょっと切ないポップパンクを鳴らし続けてくれれば、それだけで最高なのである。
Masked Intruder - The Most Beautiful Girl (Official Lyric Video) - YouTube


【No.2】

BABYMETAL(初回生産限定盤)

BABYMETAL(初回生産限定盤)

もはや説明不要。しかし、世界にまで届いちゃうとは全く予想できなかった。2年前に初めて観た時は完全に口パクでバンドも当て振りだったし。
その後、神バンド+生歌にシフトチェンジしつつ、徹底的に世界観を作り込んでいったのはお見事。
日本独自の音楽性と世界を含めた多様な音楽からの影響と解釈。
これこそが僕が理想とする”J-POP”。
BABYMETAL - ギミチョコ!!- Gimme chocolate!! - Live Music Video - YouTube


【No.1】

AFTER HOURS

AFTER HOURS

前作「たからじま」も素晴らしかったけど、それを軽々と超える傑作。
ネオアコとヒップホップの融合”がテーマだったらしく、アズテックカメラの「High Land Hard Rain」を起点にして、多様な音楽性を飲み込みながら世界観は東京に住むリアリティーを投影させたアルバムになっている。その批評的な方法論は”渋谷系”を想起させる。


今の邦ロックシーンの状況ではキャッチーでアッパーな曲が少ない時点で間違いなく分が悪い作品だ。
僕は上述した”ネオアコとヒップホップの融合”みたいにその批評性が”記述可能”であることにも魅力を感じるんだけど(「文化的であること」への態度の問題として)、でもそれが何だと言われそうな空気も何となく感じながらこれを書いてたりする。


このモヤモヤ感のヒントが先日たまたま見た「『現代美術(モダン・アート)とは何か』 難解な理由と見方」というテキストにあるような気がするんだけど、今ここで深堀りをするとさらに1,000字必要になる可能性があるのでやめておく。
とりあえず、シャムキャッツがいてくれて本当に良かった。個人的には救われた感がある。ありがとう!(立場不明)
シャムキャッツ - MODELS - YouTube


【併せて聴きたい】

High Land Hard Rain

High Land Hard Rain



以上、おしまい。
”なんとかベスト”みたいのばっか書いてる気がするので、次回はそれとは違う更新をしたいと思います。

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